2015年12月28日

皮膚常在菌を美肌菌に育てよう

美肌菌の役割を担う皮膚常在菌

ケプリは30種の美肌菌から作られています

▪️皮膚常在菌のバリア機能とは

人間にとって有害な菌は空気中にも無数に存在します。
しかし、人間の身体はそう簡単には攻撃を受けません。
人の皮膚は1枚の単純構造ではなく、異なる役目を持った層が幾重にも重なる事で強靱なバリア機能を発揮します。

病原菌の多くはアルカリ性を好み、皮脂と常在菌により弱酸性に保たれた皮膚の上では、増殖したり皮膚内部に侵入する事が出来なくなり、やがて死滅します。
つまり、皮脂と表皮ブドウ球菌が出すグリセリンは、皮膚のバリアの機能を担っているのです。表層は皮脂膜により弱酸性に保たれ、外界から侵入しようとするウイルスや菌を死滅させます。

美肌菌の役割を担う皮膚常在菌

▪️美肌菌育てよう

皮膚常在菌は平均で10種類ほど存在し、皮膚の上で皮脂と汗をエサとして暮らしており、その多くは普段は人間に無害な非病原菌です。

皮膚常在菌の中で、肌に有用な効果をもたらすものを通称「美肌菌」と呼びます。

身体を美しくさせる重要な菌や微生物が沢山存在し、菌や微生物は、私たちが健康で美しくいるために欠かせないものです。

代表的なものでは、表皮ブドウ球菌・アクネ菌・真菌類(カビ・酵母)があります。表皮ブドウ球菌は弱酸性のグリセリンを生産し、皮脂に含まれる脂肪酸と一緒に皮膚表面を弱酸性に保ち、しっとりとしたつやつやの肌に導いてくれます。

美肌菌の役割を担う皮膚常在菌

また、水を弾く脂質も分泌され、皮膚に柔軟性をもたせたり、耐水性を保つ役割を果たしています。

たとえ皮膚表面に危ない菌が付着しても、最強の防御機能ターンオーバーにより角質細胞ごと剥がれ落ちます。