ケプリは30種の美肌菌から作られています
▪️健康な肌を保つには、良い皮膚常在菌を持つことが重要
ヒトの身体に住み着いている常在菌にとって、人の身体は、温度が一定でいつもエサがあり、大変住みやすい場所です。
その中で、皮膚の上で皮脂と汗をエサとして暮らしている菌を「皮膚常在菌」と呼びます。
皮膚常在菌は平均で10種類ほど存在し、その多くは普段は人間に無害な非病原菌で、皮膚表面を弱酸性に保ち、しっとりとしたつやつやの肌に導きます。
皮脂膜により弱酸性に保たれた表層は、水を弾く脂質も分泌し、皮膚に柔軟性をもたせたり、耐水性を保つ役割を果たしています。
たとえ皮膚表面に危ない菌が付着しても、ターンオーバーという最強防御機能により角質細胞ごと剥がれ落ちてしまいます。
▪️美肌菌を育てるコツ
洗顔方法
美肌菌が好む皮脂を落とさないためには、水だけで洗顔した方が良いと思われますがそれは間違えです。悪玉菌と呼ばれる黄色ブドウ球菌も皮脂をエサとし、毒素を排泄します。この毒素が肌荒れの原因となります。神経質になってこすり過ぎたり、殺菌効果のあるものや脱脂力の強いものを使い続けると、良い菌まで死滅させてしまい、結果的に肌を守るバリア機能が低下します。毎日の洗顔を正しく行い、余分な皮脂を取り除きお肌を清潔に保つ事が大切です。
汗をかく
適度な運動で汗をかく事は美肌菌を育てるコツです。
汗の成分で表皮ブドウ球菌が増え、汗の成分と皮脂、表皮ブドウ球菌が生産するグリセリンで皮膚は弱酸性に保たれ、外部からの菌はシャットアウトされます。また、汗をかいている時には、身体のめぐりが良くなり新陳代謝が活発になるため、人にも常在菌にも良い事だらけなのです。
身体を冷やさない
人の身体に棲みついた菌には好みの温度があります。
常在菌は自ら熱を生み出せないため、適温以外ではひたすら元気がなくなり活動が鈍くなります。なるべく身体を冷やさないよう日々の生活習慣や食生活を見直しましょう。
ストレスをためない
必ずしもストレスが悪い訳ではありませんが、過剰なストレスは副腎皮質を刺激し、アドレナリン、ノルアドレナリンというホルモンが血液中に分泌されます。それらのホルモンは血圧上昇や心拍増加、血糖上昇を引きおこします。
特に女性の場合、ストレスによって男性ホルモンが増加し、皮脂腺が刺激されて皮脂量が急に増加します。これが毛穴をつまらせアクネ菌が炎症を起こしニキビや吹き出物の原因となります。食事・睡眠をキチンと取り、ストレスに強い身体づくりを心がけましょう。