人の細胞や組織が免疫系の攻撃から守られるのは、制御性T細胞が炎症性T細胞を抑制するタンパク質を生産するからです。つまり、両者のバランスが取れている限り身体は健康に保たれます。
このシステムはすべて人の免疫系が自前で作り出したものだと考えられていましたが、ここでも有益な共生微生物による事が明らかになって来ました。
「共生微生物は免疫系が機能するための陰の立役者なのです」
このシステムはすべて人の免疫系が自前で作り出したものだと考えられていましたが、ここでも有益な共生微生物による事が明らかになって来ました。
「共生微生物は免疫系が機能するための陰の立役者なのです」
ケプリは免疫機能を保つ 100%天然成分の「善玉微生物群」です
▪️免疫の仕組み
免疫系には、自分の細胞(自己)と遺伝的に異なる細胞(非自己)を区別する仕組みがあります。
免疫系の防御分子と無数の侵入者との間では、常に戦いが繰りかえされています。
なぜ、腸では何兆もの細菌とヒトの免疫細胞との間で戦いが起きてないのでしょうか?
マイクロバイオーム(細菌叢)と人の免疫細胞は、活発になり過ぎて自分の組織を攻撃したり、緩め過ぎて危険な病原体を認識し損なったりしない様に、約20万年掛けてそのチェック機能やバランス調整機能を進化させてきました。
▪️免疫を正常に機能させる為に必要なこと
近年ライフスタイルの変化により、免疫系の発達と制御に有効なフラジリス菌が減少してますが、それに伴って肥満を制御するピロリ菌も同じく姿を消しつつあります。
また、我々は短期間で社会を大きく変えました。
感染性の病原体を遠ざけようとするあまり、有益な微生物と人との関係まで変えてしまったのです。
その代償は自己免疫疾患の大幅な増加かもしれません。
クローン病や1型糖尿病、多発性硬化症のような自己免疫疾患の罹患率がこのところ7~8倍にも増えています。肥満も急激に拡大し、これは有益な微生物の減少と深い関係があると考えられています。
全ての微生物は役目をもっています。病原菌のような有害なものと、病気に打ち勝つ有用なものもあります。
菌を恐るあまり、滅菌という方法で良い菌をも遠ざけてしまった結果、新たな病気を呼び寄せました。
微生物のバランスこそが重要なのです。
元々、自然界に存在する微生物の絶妙なバランスが、免疫機能を正常に保ちます。