健康な微生物が「うつ」を予防する

腸内細菌叢は脳での遺伝子発現を変え、記憶と学習に関係する重要な脳領域の発達を左右しています。
神経疾患の症状や薬の効き方が患者によって異なる理由も、これら腸内細菌によって説明がつくと言われています。
人によって、又同じ人でも気分や人格、思考過程が変わります。これも腸内細菌の影響によると言われています。
近年、遺伝子解析技術の飛躍的な進歩に伴い、腸内マイクロバイオームの網羅的統計的データにより、腸内細菌叢は生理活性を発揮する様々な有効物質を生み出している事、自閉症やうつなどの疾患と関連している事などが解明されてきました。

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▪️体内微生物と「気分」の関係
これら、生産物は人間のホルモンや神経伝達物質(神経細胞が互いの連絡に使っている物質)に非常によく似ています。
胃と小腸、大腸など消化管にいる微生物が人間の健康に一定の役割を果たしている事は古くから知られてきました。
過敏性腸症候群と胃潰瘍は微生物集団のアンバランスと関連しています。
ここ2~3年で、人体に住みついた微生物が、私たちの気分や感情や人格までを微妙に変えているらしい事が解ってきました。
人間の胃腸の細菌叢やウイルスは、神経系と相互作用する化合物を作り出しています。それが不安やストレスに対する私たちの反応に影響しているのです。
腸管神経は脳とは独立して腸の機能を制御しています。

▪️体内微生物が神経疾患を救う
3歳までに、消化管におよそ100兆の微生物からなる細菌叢が完成します。
約500種の異なる細胞がすみつき、うち30~40種で全体の大半を占めています。
細菌叢の構成は、血縁のない他人に比べると家族の間でより似通っており、一卵性双生児で最もよく似ています。
これらの微生物は私たち人間の遺伝子の約100倍もの遺伝子を含んでいます。
私たちが、「自分の身体だ」と考えているものの中にある細胞の90%は微生物の細胞であって、人間のものではありません。

2007年、米国立衛生研究所(NIH)は、消化管にいる微生物のDNA配列を5年間で網羅的に解読する「ヒト・マイクロバイオーム・プロジェクト」を立ち上げました。
その翌年にはさらに2つのプロジェクトが生まれました。
共生微生物に関する包括的なデータベースの構築を目指す国際ヒト・マイクロバイオーム・コンソーシアムと欧州8カ国の産学13機関が参加するMetaHIT、これらはいずれも、人間の消化管内にいる微生物が、私たちの健康とどう関係しているかを解明しています。
マイクロバイオームが、うつなど多くのヒトの神経疾患と関連している事が明らかになりつつあります。